SHIEN学会へようこそ

皆さん、こんにちは!

 

ようこそSHIEN(支援)学会へいらっしゃいました。SHIEN(支援)学会は、2005年2月9日に設立された支援研究会の発展版で、2014年2月9日に設立されました。SHIEN概念、支援を深め、広める学会です。

 

さて、21世紀は、皆さんどのような時代になると思われますか?

 

20世紀は、ではどのような時代だったのでしょうか?民主主義などのイズムの時代であり、自然科学(主に物質を対象とした科学)の急速な発展、それらを紡ぐ管理―統制の時代だったといえます。それらがもたらす一定の成果として、私達は、物質的な豊かさと便利さを享受できるように変わりましたが、反面「富めるもの」と「貧しきもの」、「進んだもの」と「遅れたもの」、「勝ち組」と「負け組」、「正しきもの」と「あしきもの」、「多数派」と「少数派」など際限のない二項対立を生み続けています。

 

そして、人々のこのような在り様は、地球の存在すら脅かしています。カオス的な動きによって、いついかなるときに予想だにできない取り返しのつかない出来事が起こるかもしれません。

 

21世紀には、イズムを超えて道を確立し、心の科学を急速に発展させ、人々や組織を支援によって紡ぐことが緊要になっています。なぜならば、私たちの恒久平和と繁栄は、二項対立を超克した先にあるからです。二項対立を超克する強力な原理がSHIEN原理です。

 

SHIEN原理とは、「重なりのないところに、重なりを創って、させる・させられるではなく、してもらう・してあげることを交換する」です。重なりを創って互いにしてもらう・してあげることを交換することによって、対立や矛盾そのものが本来的に生まれてこなくする原理です。

 

リザルトパラダイムが終焉を迎え、プロセスパラダイムに人類が入った現在において、プロセスパラダイムに適合的な原理であります。さらに人類は、未来にコーズパラダイムを迎えます。本学会は、その扉を拓くためのアイデア、思想、哲学を一緒に生み出し、実践していくための活動体なのです。

 

SHIEN(支援)学会会長 舘岡康雄(文責)